人からエネルギーを奪う存在がいます。
このような存在を、エネルギーバンパイア、または、エナジーバンパイアといいます。
一緒にいると疲れる人や、妙に依存してくる人がそうかもしれません。中には、いいひとそうに見えて、自分のエネルギーを吸い取っていく人もいます。
このような人は、あなたのエネルギーや運を奪い、あなたからやる気を奪い、あなたの人生を狂わせます。
このような、エナジーバンパイアにやられないための対策を、今回は記事にしてみました。
エナジーバンパイアとは?
エナジーバンパイアとは、あなたから心的エネルギーを奪う人を指します。
会っていると何となく疲れる人はいませんか?もしかするとその相手は、エナジーバンパイアかもしれません。
エナジーバンパイアは、あなたから気持ちのエネルギーを奪っていきます。
- やる気
- 夢
- 希望
- 勇気
- 明るさ
- 楽しさ
- 愛情
などのポジティブなエネルギーを何らかの方法であなたから引き出し、自分のものにしようとします。
例えばあなたにかなえたい夢があって、その夢に向かって、イメージを固め、やる気を維持しようと頑張っているところに、エナジーバンパイアがやってきたりします。
そしてあなたに、余計なことを言ったりする。そのことによって、あなたの気持ちが折れ、夢をあきらめたり、一緒になってネガティブな話に付き合ってくれるのを、エナジーバンパイアは喜ぶのです。
この時エナジーバンパイアは、もともとあなたの中にあった、ポジティブな心的エネルギーを自分のものにします。
このようにして、人に寄生し、人から心的なエネルギーをもらって生きているのが、エナジーバンパイアです。
エナジーバンパイアの手口
エナジーバンパイアは、あなたの潜在意識の中にポジティブなエネルギーがあることに無意識で気づいています。それをかぎつけてあなたのところにやってきて、様々な方法で、あなたからエネルギーを奪います。
- 脅す
- 不安を植え付ける
- 怖がらせる
- ストレスを与える
- 構ってもらいたがる
- 同情を誘う
これらのことをされると、あなたの意識は揺らぎます。この揺らぎが起きた時に、相手は、あなたから意識のエネルギーをかすめ取っていくのです。
具体的な手口については、後のほうにまとめましたので、続けてお読みください。
エナジーバンパイアにエネルギーをとられるとどうなる?
エナジーバンパイアは巧妙なやり方で、あなたからエネルギーを奪います。
エナジーバンパイアにエネルギーをとられると、あなたは
- 疲れを感じる
- やる気がなくなる
- ネガティブになる
- 落ち込む
- 運が悪くなる
- 眠くなる
- 体調不良になる
などの変化を感じるかもしれません。
あなたが、どんなにポジティブに生きようと心がけても、心を浄化し波動を上げて生きようとしても、いったんエナジーバンパイアにつかまってしまったら、せっかく整えた波動が台無しになってしまうかもしれません。
せっかく自分の気持ちを鼓舞し、やる気を出そうとしているときに、このようなエナジーバンパイアにつかまってしまったら、元も子もありません。
このようなエナジーバンパイアには注意しなければいけません。
ここからは、エナジーバンパイアにつかまらないための対策などを、書いていきたいと思います。
エネルギーバンパイアの特徴と手口と対策
まずは、エナジーバンパイアにエネルギーを奪われないために、その特徴と対策を押さえておきましょう。
最初にお伝えしますが、一番の対策は、このような相手とはかかわらないこと、です。
そして、どうしてもかかわらなければいけない場合は、あなた自身が自己愛を大切にし、自分を一番に考えることです。そして、自分自身の波動を高くしておくことです。
波動を高くし、「自分が一番」と考えている人には、エナジーバンパイアは近づいてきません。陰口は言うかもしれませんが、あなたの耳に入らなければ、なかったのと同じです。
それでは、もう少し詳しく、エナジーバンパイアの特徴と手口と対策について書いていきます。
愚痴が多い
エナジーバンパイアには愚痴の多いタイプがいます。
このような人は、不平不満が多く、何を見ても文句を言います。一緒にいると疲れてしまいます。
なぜ、愚痴が多くなるかというと、基本的にこの手の人は、してもらって当然と考えているからです。「してもらって当然」と思っているから、「してもらえなかった」ということに文句を言うのです。
こういう考えの人に親切にしても、感謝するどころか、「もっとこうしてくれたらよかったのに」などと文句を言い始めます。
このような相手とまともに付き合うと、エネルギーを消耗して疲れてしまいます。なるべく、かかわらないようにしましょう。
愚痴を言うタイプへの対策
まずは、会わないようにするのが一番です。適当な口実を作って断りましょう。嘘でも構いません。
それでも、会わなければいけない場合は、その場だけ、適当に話を合わせておきましょう。
「そうだね~」「そうだね~」と、適当に相槌を打ち、ときどき「そうだそうだ、本当にそうだ。本当にそう思う!」とでも言っておきましょう。
誰かの悪口を言っている場合も「本当にそうだね~ひどいね~」と話を合わせておきます。相手の話は聞かなくて結構です。
さすがにそのうち、「こいつは適当に合わせているだけ」だと気づいてきます。そして、あなたには愚痴をこぼさなくなると思います。
時には、「なんでわかってくれないの!」と感情を荒げてくることもありますが、その場合も、適当になだめて、的外れな回答でもしておきましょう。
タイミングよくお菓子を進めたり、話題をそらすのもよいです。
ただ、このような関わり合いをしていても、時間が無駄になりますし、疲れますから、そうそうに切り上げたほうが良いです。
否定してくる
人の言動をことごとく否定してくる人も、エナジーバンパイアです。
このような人は否定した相手が落ち込んだり、やる気をなくせば、気持ち的に相手の優位に立てます。これを利用して、心的エネルギーを得ているのです。
否定された相手がそれを真に受けて、「やっぱり自分はダメなのだ」と思ってしまった場合、頑張っていたことがダメになることもあります。それもまた、相手にとっては、あなたより優位にたてることになります。
人によっては、「〇〇さんて素晴らしいよね。でも、××がもっと良ければいいのに」といったように、湾曲な表現で否定してくる、高等テクニックを使う人もいます。
これは、ほめているようで、否定しているので注意しましょう。
基本的に、あなたを否定してくる人は、相手よりも優位に立ち、優越感からエネルギーを得ようとしているのです。
否定してくる相手の心理を理解して接すれば、エネルギーを奪われるどころか、逆に自分の力や自身につながります。
否定されたときはチャンスです。「私にはこの人よりも優れたものがある」というサインだと思いながら、相手の話を聞きましょう。
否定してくるタイプへの対策
まずは、このような相手の言うことを真に受けないことです。このような人は、口で言っていることと、潜在意識が、まったく違います。
あなたの能力を否定してくるということは、相手は無意識で、あなたの能力に嫉妬しています。つまり、あなたに能力があることを認めてしまっています。
人は、興味のない相手を、わざわざ否定したりはしません。
例えば、あなたの容姿を否定してくるということは、相手は無意識で、あなたの容姿に嫉妬しています。あなたの容姿に、どこかしら光るものがあるということです。
能力を否定する場合は、あなたの潜在的な才能や能力に、無意識で気づいています。それでわざわざあなたのところに来て、あなたを否定するのです。
しかし、あなたのことを考えてアドバイスをくれる人もいます。このような人は、いきなり否定することはせず、具体的にどうすればよいかを教えてくれるはずです。
それなしに「お前はダメだ」「あなたの〇〇がいけない」という人は、あなたの持っている可能性に嫉妬しているか、あなたの素晴らしさが理解できないために、混乱しています。
ただ、あなたには「何かがある」と感じているのです。それでとりあえず、あなたを否定します。または意図的に、「面白くない」と感じているのかもしれません。
どちらにしても、相手は、あなたのことが気になっており、遠回しに、あなたから奪えるものがあると認めていることになります。
このような相手に出会ったら、まずは、「私には、奪いたくなるような才能や価値があるのだ」ということに気づきましょう。それだけでも充分なくらいです。
それに気づいてしまえば、この人物があなたを否定すればするほど、逆にあなたをほめることになります。あなたに自信と、やる気と、エネルギーが入ってきます。
あとは、耳栓でもして、好きなように言わせておきましょう。ありがたいことです。
しかし、できれば、かかわらないほうが良いです。
嫌味を言ってくる
否定してくる人に似ていますが、あなたに対して、チクチクと嫌味を言ってくる人もいます。
これは、単なるストレス解消のはけ口である場合や、あなたをねたんでいる場合や、いろいろありますが、いずれにしても、あなたからエネルギーを奪っています。
このような人も、まともに相手をすると疲れますから、適当に受け流し、なるべく会わないようにしましょう。
嫌味を言ってくるタイプへの対策
嫌味を言うということは、相手の中に、何か思うところがあるということです。つまり、あなたを見て、何らかの感情を喚起されているということになります。何も感じない相手には嫌味を言いません。
まずは、自分の魅力に気づきましょう。何に対して嫌味を言ってきたのか、よく掘り下げて考えてみるのです。そうすると、答えが出てくると思います。これにより、あなたは、自分の能力や魅力、才能に気づくことができます。
あなたの若さかもしれないし、魅力かもしれないし、才能かもしれないし、お金かもしれない…あなたのどこに対して嫌味を言われたのかによって、あなたの持っているものに気づくことができます。
あなたに余裕がある場合は、嫌味に対して、軽く嫌味で返してみるのもよいでしょう。この時に、相手もみんなも笑えるよう、冗談を交えるのがコツです。周りも笑いに包まれれば、相手も怒ることができません。
嫌味に嫌味で返すには、ああいえばこういう、というような、話術が必要です。相手を怒らせてしまったり、周りが引いてしまったら、それはあなたのテクニック不足です。テクニックを磨きましょう。
嫌味に対して、嫌味で言い返してくる相手には、うかつに嫌味を言ってこないはずです。
小気味よい返しのできない人は、ただ黙っているしかできませんが、それでも、「この人は私に嫉妬しているのだなあ…」と思うことで、かえって自分に自信がつきます。
目指すものがある人は、嫌味を言われてなんぼです。逆に、誰にも嫌味を言われないようでは、まだまだだ、ということです。ありがたく思い、自分のエネルギーとさせていただきましょう。
やがて、この相手は、あなたに嫌味を言うことすらできなくなります。あなたは努力し続け、数年後には、この相手の手の届かない存在になっているからです。
夢を壊すようなネガティブな言葉を吹き込む
あなたが夢に向かって前進していたとしましょう。
このような時、きらきらしているあなたに近づいてきて、不安な気持ちやネガティブな言葉をかけてくる人がいます。
本人にも悪気はないのかもしれません。
- どうせ無理だよ
- 夢物語だよ
- 〇〇さんも同じことをして失敗したよ
- 失敗しないよう気を付けて
この人は、もしかすると、あなたを心配してくれる、とても良い人なのかもしれませんが、結果的にあなたの夢を壊し、あなたの心的エネルギーを奪っていきます。
思考やイメージが現実化するのが、この世界です。
ですから、このような人に出会ったときにも注意が必要です。
ネガティブな言葉を吹き込むタイプへの対策
まずは、自分のことを心配してくれたことに対して、感謝しましょう。
そして、「この人はこのひと、私は私。この人と私は違う」と考えましょう。
この人が心配しているのは、この人の未来であって、あなたの未来ではありません。
この相手の人は、あなたを心配しているようで、自分の未来を心配しています。ですから、この人自身が、そのような未来を選択することになるでしょう。
あなたはあなたで、別の未来を選択すればよいだけです。
「あなたとは違う」と心の中では思いながら「ご心配いただき、ありがとうございます。」と伝えましょう。この人は、あなたに「こういう人達」との違いを教えてくれたのだから、感謝すべきなのです。
あなたは、この人と出会うことで、「本当にその未来でよいの?」「気持ちは揺らがない?」と問われているのだと思います。覚悟はあるのか。信じ切れているのか…。
この人に言われたことであなたの決意が揺らいだり、ネガティブになってしまうなら、まだまだ、信じる力が足りないのかもしれません。アファーメーションを続けたり、イメージングを続けたり、意識の波動を上げる努力をしてみましょう。
このタイプの人たちは、エナジーバンパイアとは言えないかもしれません。もしもこういう人と出会ったら、あなたの決意を固めてくれる、ありがたい人だととらえ、自分の意思を固くするとよいのかもしれません。
同情を誘うタイプ
自分はこんなこともできない、あんなこともできない。自分は不幸だった、など、自分の恵まれない境遇を自慢して、同情を誘うタイプもエネルギーを奪っていきます。
かわいそうに見えるかもしれませんが、結構たちが悪いです。こうなってしまった人も、いろいろな事情から仕方なかったのかもしれません。
しかし、あなたがそれを背負う必要はありません。
なるべく距離を置きましょう。
同情を誘ってくるタイプへの対策
同情しないことです。
貧乏自慢してくるようなら、「へー貧乏ってそんな暮らししているんだ。面白いね」のような対応でOKです。
恋愛がうまく行かない自慢をしてくる場合も「へー大変だねー」という軽い対応でOKです。
そして、心の中で「この人は、不幸自慢がしたいのだな」と思っていればOKです。余裕があるときは、自慢話だと思って楽しく聞いてあげましょう。
話が通じない人、と思われたらこちらのものです。あちらから、遠くに行ってくれます。
性的に誘惑をしてくる
セクシャルハラスメントにあたるような行為や、性的に誘惑してくるような行為も、エナジーバンパイアの手口だったりします。
偶然を装って待ち伏せをしたり、遠くからジワジワと近づいてくる場合もあります。
なんとなくこちらが「気持ち悪いな」と感じた場合、それはエナジーバンパイアかもしれません。
この相手は、あなたの性エネルギーを欲しがっています。性エネルギーもエネルギーです。

相手の作戦が成功し、あなたから異性として興味を持ってもらったり、性的な関係になることで、コードをつなぎ、あなたから意識のエネルギーをもらおうと考えています。
本来、あなたとつながるべき相手は、ツインレイのみです。あなたからエネルギーを奪う相手は、あなたのツインレイからもエネルギーを奪おうとしています。
そのため、ツインレイの相手は、このような人物があなたに近づくのを敏感に察知し、嫌がるかもしれません。
このような相手とかかわると、エネルギーを無駄にするので気を付けましょう。
性的に誘惑してくるタイプへの対策
はっきりと断ることです。
イメージの中で、エネルギーコードをカットする方法もあります。
目を閉じて、相手と自分がコードでつながっているのをイメージします。そのコードを、はさみで断ち切るイメージをします。
そして、相手と自分がそれぞれ、シャボン玉のようなフワフワしたものに包まれて浮いているのをイメージします。
相手に光を当てます。「ありがとう。さようなら。」と思いながら、その相手が、笑顔で遠くに去っていくのをイメージします。
相手に奪われた分のエネルギーは浄化され、あなたのもとに回収されます。
依存してくる
なんでもやってもらいたい、人に頼りたい。
このようなタイプのエナジーバンパイアもいます。
これもまた、かかわらないほうが良いです。
依存してくるタイプへの対策
厳しく対応しましょう。
「これくらいは自分でやったほうがいいと思うよ」といったことを、ストレートに伝えましょう。
そうするとこういう相手は「冷たい」「もっと親身になってくれてもいいのに」といったことを言うかもしれません。
そういってきたら、親しい間柄なら、冗談めかして、こう言い返してやりましょう。
「ここからは有料です」
「なんで私がそんなことしなきゃいけないの?」。
冗談が通じない相手の場合は、丁重にお断りします。
「私にも仕事がありますので」「家庭の都合がありますので」、理由はなんでもよいです。
相手は不機嫌になったり、怒るかもしれませんが、怒らしておきましょう。
そもそも、自分から頼んでおいて、断ったら怒るような相手は理不尽です。
このような理不尽な相手とかかわっても、今後よいことはありません。相手のためにもよくないです。
これを機に、相手が自覚をし、自立できるようになれば、相手にとってもプラスになります。そうでなければ、縁を切る。それくらいの覚悟で厳しく接するべきです。
高等テクニック
立場上、どうしても、断れない相手の場合は、進んで、相手の世話をしてしまうのも方法の一つです。これは高等テクニックであり、最終手段ですが…。
相手を世話するようになると、この相手は、あなたなしではいられなくなります。時間はかかりますが、最終的には、この相手を、あなたの意のままに操れるようになります。
そうなれば、あなたの有利になるように、事が運んでいきます。あなたのほうに、何らかの目的がある場合は、この方法をとってもよいかもしれません。
ただしこれは、どうしても逃げられない場合のみです。逃げられる場合は、一目散に逃げてください。
エナジーバンパイアにエナジーを吸われた時の対策
不覚にもエナジーバンパイアにエナジーを吸い取られてしまったら、まずは、自分のわきの甘さを反省しましょう。
すきを見せてしまった自分に落ち度があった…そこを反省し、二度と吸い取られないと心に誓ってから、エネルギーを補充します。
俺の後ろに立つな!というのは某漫画の主人公の有名なセリフですが、一歩外に出たら、そのくらいの緊張感をもって生きましょう。
エネルギー補充の方法
エネルギー補充の方法には、いくつかあります。自分に向いたやり方を見つければOKです。
- 瞑想する
- ヒーリング音楽を聴く
- ヒーリングする
- エネルギーコードのカットをして相手に癒しの光を当てる(浄化)
- 寝る
- 自然に親しむ
- 楽しいことをする
- おいしいものを食べる
- 自己啓発などの音源を聴く
- 相手の意図を探り自分にエネルギーを戻す
これらのほかにも、方法はたくさんあると思いますが、いずれにしても、やる気や元気、明るい気持ち、希望など、前向きな気持ちを自分に取り戻すことが大切です。
ポーションなどの物理的な力を借りる方法もあります。
エナジーバンパイアがエネルギーを奪うのは、あなたの潜在意識の中にあるポジティブイメージです。または生命エネルギーのようなものです。
あなたが、時間をかけて育てていった、ポジティブな想念とエネルギーを、あの手この手で奪っていくのが、エナジーバンパイアです。
とんでもない泥棒行為ですが、こちらのほうが潜在意識を熟知している場合は、逆に相手のエネルギーを自分の力にすることもできます。
奪われたエネルギーを自分の力にする方法
相手にエネルギーを奪われたと感じた場合は、まず、自分にはもともと、奪いたくなるような素晴らしい能力、力、才能、資質があったのだ、ということを自覚してください。
依存してくる人も、否定してくる人も、どうでも良い相手にはやりません。なんらかのうまみがあるからやるのです。
そして、相手が自分から何を奪おうとしたのか、よく考えてみてください。
何を奪おうとしたのかを見つけたら、今度は、
「××さん(奪った相手)。私に、〇〇の才能(魅力)があることを教えてくれてありがとうございます」と唱えてください。
それから、目をつぶり、相手と自分がエネルギーコードでつながっているのをイメージします。そして、このコードをカットするイメージをします。
コードでつながっているとき、こちらのエネルギーも相手に流れますが、相手のエネルギーや情報もこちらに流れてきます。
あなたを狙った相手は、あなたのもっている意識エネルギーのうちの何かを欲しがって、それを手に入れるために近づいてきました。
ということは、相手の中にもそれを欲するような、似たような何かがあります。似た部分があって、必要としているからあなたのものを欲しがるのです。
もしも、あなたが奪われたものが何なのかに気づいたとき、相手の意識の中から、その似たような何かが、あなたのもとに流れ込んできます。
それは、何かの才能かもしれないし、お仕事の縁かもしれないし、情報かもしれません。心的エネルギーは釣り合いが取れるようになっています。
もしかすると、しばらくたってからあなたは、この相手の夢見ていたものや、才能や、運を手に入れるかもしれません。
あなたは自信を手に入れ、さらにプラスアルファ、この相手から、贈り物をもらうことになります。
このことがわかっている人は、人に何かしてもらったときには、お金やモノや行為でお礼をします。
エネルギーの釣り合いをとろうとし、自分の大切な運などが相手に行かないように、無意識に気を付けているのです。
人からエネルギーを奪う、ということは、実は、この仕組みがわかっていない人です。
エナジーバンパイアのいない世界へ
エナジーバンパイアは、人のエネルギーを相手から奪おうとする人間です。
あなたの意識の波動が高くなれば、このような人間のいない世界に移動します。
あなたの周りに、このような人間がいたとしても「この人は何か違う」と感じさせるため、あなたからはエネルギーを奪えなくなります。
それでも、時折、エネルギーを奪う人が来る場合があります。それは、あなたに気づきをあたえるためであったり、あなたのほうに、何らかの運や縁の交換が必要な場合です。
そのため、この相手は、一時的にあなたからエネルギーを奪っていくかもしれません。しかし、しばらくすると、運命が入れ替わっていることを感じるかもしれません。
ギブアンドテイクの関係であれば、運命はただ入れ替わるだけです。
しかし、一方的に相手のエネルギーを奪うような関係の場合は、もしかすると、奪われたほうに後からより多くのものがいくかもしれません。
その時に、奪った側の相手は「なんで?」と思うかもしれません。しかし過去を振り返ってみると、それだけのことをしている場合があります。
なぜエネルギーバンパイアになる?
エネルギーバンパイヤには自己愛がありません。したがって、自分内部にあるエネルギーを使って、自分を満たしたり、癒すことができません。
自分の心を自分で満たすことができないのです。
生きるために人に依存し、人の心的エネルギーを吸おうとします。
エナジーバンパイアになってしまった人も、本来は、自分で自分を愛することのできる人だったはずです。しかし、何らかの事情で、それができなくなってしまったのだと思います。
それは、親に言われたこと、学校の教育、友達に言われたこと、社会の常識・・・・など様々なことが原因だと思います。エナジーバンパイア自身が、誰かにエネルギーを吸い取られてしまったのかもしれません。
エナジーバンパイア自身が、そのことに気づき、自己愛を取り戻せば、人からエナジーを吸い取ることはなくなるでしょう。
また、これを読んでいるあなた自身も、何かのきっかけで、だれかにエネルギーを吸い取られ、それが原因で、エナジーバンパイアになってしまうかもしれません。
誰でもエナジーバンパイアになる可能性があることを自覚し、自分の潜在意識や自己愛には責任をもって生きていきたいものです。
エネルギーバンパイアへの対策と対応
さて、エナジーバンパイアの特徴や対策について書いてきましたが、何よりも一番の対策は、あなた自身が自分を愛し、自己愛に目覚め、「自分は自分、人は人」と思って生きることです。
精神的な自立が大切ということだと思います。
世界で一番大切なのは自分。
あなたは、そう、はっきりと言えるでしょうか?
自己愛の強い人間に対しては、さすがのエナジーバンパイアも手を出せません。
「なぜ、あなたのために、このわたくしが、そんなことしなくてはいけないのですか?」
そう言ってのける自己愛の強い人間から、さしものエナジーバンパイアもエネルギーを奪うことはできません。
また、エナジーバンパイアが奪うものは、あなたの気持ちです。
エナジーバンパイアが何を言おうと、何をしようとも、「私が一番」「したいことをする」「嫌なものは嫌」「私は私」と思っていれば、エネルギーを奪いようがありません。
どんなに罵倒されても「私の才能をねたんでいるに違いない。かわいそう。私はやっぱり天才なのだ」と思う人は才能が伸びていきます。勘違いといわれても「やっぱりねたんでいるのね」と心の中で思っていればよいのです。
文句を言う人に粘着されても「この人はこんなに文句ばっかり言ってかわいそう。それに比べて私はとても恵まれていて幸せ。なんで私ってこんなに恵まれているんだろう」と思えるようになりましょう。そうすれば、文句を言う人の言葉は、すべてあなたに対する誉め言葉になります。
自分は自分、という気持ちがあれば、何人たりとも、あなたの気持ちや運を奪うことはできません。
「自分は自分」と思って生きている人をたたく人もまた、エナジーバンパイアです。自分は自分と思われたらエネルギーを奪えないからです。
最大のエナジーバンパイア対策は、自分の波動を上げること、自己愛を高めることだと思います。
そして、エナジーバンパイアの手の届かない領域に、アセンションすることだと思います。