ものが壊れるのはサイン
ものが壊れたり無くなる時は、スピリチャルなサインだともいわれています。
転機だったり、厄年なんかにも、大切なアクセサリー、靴などモノが壊れる、なくなることがあるようです。大切なものが壊れたときには、身代わりだと思う人もいるようですね。
物が壊れたり、なくなるスピリチュアル的な意味は何なのでしょうか?
スピリチャル的には、ものが壊れるときは
時だと考えられているようです。
わたしの個人的な体験でも、ものが壊れたときは、次に進むサインだったことが多いです。
自分にふさわしい道に移動するために壊れる?
たとえば、学生のころ、真剣に練習していたエレキギターが何度も壊れる、ということがありました。当時は、バンドで、ギターをやりたかったのです。
でも、エレキギターをなおしても、なおしても壊れて、音が出なくなります。シールドも全てダメになりました。しかたないので、直すのをあきらめて、アコースティックギターに切り替えました。そうするしかなかったのです。
しばらく落ち込みました。
音楽のジャンルも結果的に、ハードコアやロックからさわやかなギターポップに転向しました。これは、ギターが壊れただけではなく、人の縁もあって、自然にそうなりました。
結果的には、アコースティックギターのほうがうまくいきました。
エレキギターはエレキギターで、練習する時期が必要だったのだと思いますが、もう卒業だったから壊れたのだと、いまでは思います。
エレキギターを練習しなければ、コードやスケール、ピッキングなどを、マスターできなかったので、エレキギターの練習は絶対に必要だったと思うのです。
エレキギターのほうが、短期間で効率的に技術をマスターできたと感じます。
でも、自分がゴリゴリのエレキギター専門の人かというと、そうではなかったと思います。
結果的に、ハードコアやロックはジャンルとして自分には合わなかったということです。
必要があって、ギターが壊れたのだと思います。もし壊れていなかったら、無理して、ハードコアの人になっていたかもしれません。
でも、当時は、わけがわからず、あまりに壊れるので、呪われているのではないか、とすら思いました。
もっと良い道具と入れ替わる・・・
また、別件ですが、先日、風呂の椅子が壊れました。
もともと、水垢のつきやすい椅子で、すぐに汚れるので、嫌だなと思っていた椅子です。
捨てるのも惜しいので、我慢して使っていました。
でも、壊れたので、遠慮なく捨てることができました。
そして、その日のうちに、アマゾンで新しい椅子を注文。前よりすわりやすく、洗いやすい、良い椅子でした。
そのあと、お仕事の流れが変わりました。
椅子は自分のポジションや地位などを表していると思うので、自分にふさわしいところにたどりつけるのではないかと思います。
椅子が壊れたのは、サインのような気がします。
ものが壊れるのは不吉か?
ものが壊れたら、不吉だと思う人もいるようなのですが、私は基本的に、不吉とか吉というものは、見かけ上そう見えるだけであって、本当は、吉も凶も存在しないと思っています。
嫌な目にあうのは、見えていないものがあるからで、嫌な目にあったことで、以前見えなかったものが見えるようになったら、同じ嫌な目には会わないと思うのです。
また同じ体験をしても、嫌だと感じるひとと、そうでない人がいます。
吉か凶か決めるのは人間の意識だと思うのです。出来事自体は、ニュートラルな気がします。
また、苦労してからでないと、普通のありがたみがわからないことがあります。だから、嫌な経験も必要なのではないでしょうか。
自分のもっているもののありがたみがわからないことは、結構な不幸だという気もするからです。
大切なものが壊れることで、そういうことに気づく場合もあるかと思います。
次に行くべきときのサイン
ものが壊れ、その後から悪いことが続く場合は、何かに気づかないといけないサインではないかと私は思います。
たとえば、もう次に行くべきなのに、いつまでも今の場所にしがみついている、などです。
人や仕事の縁もそうです。離れて行くべきなのにしがみついていると、強制的に引き離されるようなことが起きるように思います。
そのとき必要な場所に導かれる
仕事に関して言えば、長く続けて行くべき仕事と、勉強や出会いのために一時的に導かれる仕事があると、私は思っています。
一般的には、仕事は長く続けないといけないということになっているようなので、すぐに仕事をやめたりすると、みんなネガティヴにとらえますが、スピリチャル的にはそんなことはないと私は思います。
長く続ける適職や天職に導かれる前に、天職に必要な技術や知識を補うための、短い期間の仕事に導かれることがあると思います。
それは、なんでこの仕事?と思うような、自分にとっては、畑違いの仕事かもしれませんが、あとになってから、あのときのあの仕事で学んだ事が、自分の天職に必要だったのだと気づくことがあるかと思います。
また、その場所での出会いが、次に繋がることもあります。その仕事をしなければ、出会わない人もいるのです。
そうして、その人と、将来的に、別のもっと重要な仕事をすることになるかもしれないのです。
一つの仕事から必要なことを、学んだら、卒業がきます。そのときは、辞めなさいというサインがきます。
そのサインを無視してしがみついていたら、ものが壊れたり、体調不良になったり、トラブルがおきたり、タイミングが合わなくなるかもしれません。
ものが壊れたりするのも、サインの一つかもしれないということです。
一つの時代の終わり
今まで愛用してきたものが壊れるときは、一つの時代が終わるときかもしれません。
今までのステージですべきことをして、気づくことがあったので、次に行くべきなのではないでしょうか。
学びや気づきが早い人は、さっさと次に行ってしまうような気もします。
または、今の自分には、もっとよい道具がある、ということかもしれません。
ものが壊れたりすると、損をしたような気持ちになるかもしれませんが、必要があれば、もっと良い、自分にあったものがやってくると思います。
新しいものが、新しいステージに連れて行ってくれます。
また、新しいものを探す過程で、なにか、大切なものを見つけることもあります。
必要なものを、人から貰うこともあるかもしれません。
神話や伝説のように、ものは、必要な人に授けられたり、託されたりするものだと思うのです。
ものにも、人にも、波動があります。
自分の波動がかわると、ものも入れ替わります。
今までお気に入りだったのに、なんだか飽きてしまったり、なんか違うと感じるようになったら、変化のときなのかもしれません。
ものでも、ポジションでも、もう、今の自分には合わなくなったと思ったら、必要としている人に譲ってあげると良いのではないかと思います。
ものは、単なる資産ではなくて、もっと重要な意味があるのではないかと、私は思っています。
物が壊れたり物をなくしたときは・・
大切なものが壊れたり、大切なものをなくしてしまったときは、今まで、役に立ってくれたこと二感謝して、さよならをしましょう。
あまり落ち込みすぎたり、なくしたことを後悔していても、次に進めなくなってしまいます。
そして、そのほかにも変化がないか、少し気を配ってみましょう。
物をなくしたり、壊したときは、
- 何か気づかなければいけないことがある
- 次に進むとき
ということかもしれません。
なくしたり、壊れてしまったものには、今までお世話になったことに感謝しましょう。
そうすると、もっと自分にふさわしい、もっと良いものとの出会いが待っていると思います。