シンクロ二シティとは
シンクロニシティという言葉を、聞いたことがありますか?
最近は、歌の歌詞に使われたりして、この言葉を耳にする機会が増えた人も、多いのではないでしょうか
シンクロニシティとは、一体どういう意味なのでしょう。
シンクロニシティの意味
シンクロニシティは、意味のある偶然の一致のことです。
例えば、同じ数字を何度も目にしたり、同じ名前の人と何度もであったり、偶然という言葉で片付けるには、うまくできすぎている出来事のことをシンクロニシティと呼びます。
といった、確率的に言えばおかしなくらい、同時期に何かが起きることがあります。
このような偶然の一致が何らかの意味を持つ、と感じることを、シンクロニシティといいます。
シンクロニシティそのものは、科学で解明されたわけではないと思うのですが、しかし実際に生きていく中で、このようなことが確かにあると、実感している人も多いのではないでしょうか。
シンクロニシティが起きる原理
シンクロニシティがなぜ起きるのかというのは、科学では解明されていないはずです。しかし、量子力学の世界では、シンクロ二シティに似た振る舞いがおきることが分かってきているようですね。
シンクロ二シティがなぜ起きるのかは、まだ、誰にも分からないのかもしれません。
シンクロニシティのスピリチュアル的解釈
しかし、スピリチュアルな世界では、シンクロニシティというものは、実際に存在しているといるということになっています。
実際に、後から振り返ってみたときに、シンクロ二シティが人生において、大きな役割を果たしていたことに気づく人も多いのではないでしょうか?
シンクロニシティが起きた時点では、それ自体に何の意味があるのか、わからないことが多いと思います。
しかし、あとから振り返って、あの時、あそこで、あの人にであわなければ、今の自分はなかった、と感じるような体験を、したことがある人はいませんか。
そのような場合、あとから振り返ってみると、あの時、あの場所に自分がいかなければ、今の自分がなかったとわかるのですが、しかし、その時は 何か意味や目的があって、その場所に行ったわけではない、ということもあると思うのです。
科学では「そんなことがあるわけない」とされがちですが、人生経験の中では、シンクロ二シティを実際に体験したことのある人も多いと思うのです。
また、なんとなく、そこに行きたくなったり、面白そうだからやってみたことが、大きく発展して、後の成功につながることもあると思います。
出会いがあったり、偶然タイミングがあったりして、流れに乗っていくようなことがあると思うのです。
そういうとき、人の縁や、モノ、場所の縁がつながって、導かれていくような感覚になる人もいるのではないでしょうか?
シンクロニシティは、スピリチュアルな世界では、とても意味のある重要な物だとされています。
シンクロニシティを生み出すもの:音・数・図形
シンクロニシティを起こしがちなものに、音・数・図形などがあります。占いでは、それらのものを使って、運勢を占ったりします。
オカルトやスピリチュアルな世界では、数字や音、形にはそれぞれ意味があると考えます。それはなぜでしょうか?
同じ波動のものは同じ性質を持つ
元々、関係のある二つのものは、同じような響きをもっていたり、同じような数字など、同じパターンを持っているように思います。
似たようなものや、同じものは、同じ波動を持っているとスピリチャル的な世界では考えます。
波動は、音や数字に表れます。
単なる音の響きや数字に、何の意味があるのか・・・と思う人もいるかもしれませんが、しかし音や数字には、それ独特の波長や波動があり、そのことに意味があるのです。
名前の響きが似ている人は、何となく雰囲気が似ている、と感じることはないでしょうか?
直感の鋭い人は、そのように感じることが多いように思います。その原理を利用したのが、名前を使った占いだとおもいます。
言葉の響きが似た者同士は、似たような性質を持っている、と思います。
同じ数字をもつもの同士も、似たような性質を持っている、と思います。
土地や時間にも、性質があります。
似た性質を持つものが、引寄せあったときに、シンクロニシティがおきたと感じるのではないかと、私は思います。
数字のメッセージ
また、数字にも似たような性質があるように思います。数字には、数を数える以外に、そのものの性質を表しているようにも思うのです。
似たような数字を何度も目にするときは、数字からのメッセージである、と考えると良いと思います。
数字の意味は、エンジェルナンバーなどを調べれば、わかってくると思います。
また、数秘術なども学んでいくと、数字の意味が見えてくると想います。
言霊、音魂からのメッセージ
言葉の響きは数に換算できます。
名前を数字に置き換えて占う占いもあるように、名前の響き、つまり音霊というものは、それ自体、固有の波動を持っていると考えられるのです。
少し分かりにくい説明になってしまうかもしれませんが、シンクロニシティは、イメージ世界である五次元の情報を、三次元の物質世界に落とし込むときに通過する、四次元の情報だと考えられます。
四次元の世界は、天使の世界です。天使の言葉は数字です。または図形です。ライトランゲージというのも、おそらくは天使の四次元の言語だとおもいます。
数字も図形も、元は同じ情報です。
神聖幾何学に意味があるというのは、数字に意味がある、ということと同じことです。
例えば三角形は3ですし、四角形は4です。
また、おとだまの世界は、この 四次元情報の一部だと思います。
シンクロニシティを読み解くと縁が見えて来る
シンクロニシティを細く読み解いていくと、いつどこで、どんな縁があって、その縁がどういう意味を持つのかが、見えてくるような気がします。
似た名前の響きをもつ人は、自分自身にとって、同じ意味を持つ人であると考えられます。
しかしそれは、あくまでも自分自身にとって意味がある、ということですので他の人に対してどうかはわかりませんが。
しかし、同じ数字を持つ人や同じ誕生日を持つ人は、自分にとって同じような意味を持つ人で、同じような縁を持ってきてくれる人だ、と考えられると思います。
ツインソウルやツインレイの相手と、名前が一致していたり、また本人同士でなくても、家族の名前や誕生日が妙にシンクロしていたり、という現象が起きるようですが、これもシンクロニシティを深く読み解いていくと、自分自身が生まれるべくして、その場所に生まれまた、ツインソウルの相手も、生まれるべくして、その場所に生まれた、ということがわかってくるように思います。
シンクロニシティ自体は、確かに不思議なものなのですが、しかし、シンクロニシティのつながりを読んでいくと、目に見える現象のもっと深いところにある、魂の働きや縁が見えてくると思うのです。
全ての出来事は意味があって起きている
土地の名前や人の名前は、意味があって付けられていると思います。
また、自分がふらっと出かけたくなった場所は、意味があって出かけたくなっています。土地に呼ばれることもあると思います。
もしも、どうしても、そこに行く運命でなければ、なんらかの邪魔が入っていけないはずです。
奇門遁甲や吉方どりなどをしてみて感じたのですが、自分自身に本当に必要のない方にはいけないようになっているような気がします。
また、ブログなどの情報発信も、発信してはいけない情報は、発信できないようになっています。データが消えたり、うまくアップできなかったり、邪魔が入ったりするのです。
全てのことは、ベストなタイミングで起きるようになっているようです。
人間の意志や、望み、欲望というものはとてもささやかなもので、もっと大きなものに動かされて私たちは生きているのではないかと思います。
しかし、その大きな流れに乗れば、スムーズに物事が進んで行くように思います。
シンクロニシティは縁を結びつけるもの
シンクロニシティは、二つの物事が関連している、ということを教えてくれるサインだと思います。
逆に考えると、シンクロニシティは、もともと一つだったものが二つに分かれた片割れだ、ということを教えてくれているように思います。
私たちは、全て一つの魂だったと言われています。
それが二つに分かれ、三つに分かれ、果てにはとてもたくさんの数に別れ、別々の人間だと思って生きていますが、最終的には一つであるということだと思います。
シンクロニシティは、離れ離れになった「かけら」が、集まるときのサインのようにも感じるのです。かけらが集まり、最後は一つの大きな塊になるような・・・。
「袖触れ合うも他生の縁」という言葉がありますが、全ての人は出会っただけで何か関係があったからであったと考えられます。
もっと突き詰めて考えてみると 、この世に存在する私たちは全員何らかの形で縁があります。
もし縁がなければ、この時間、この世界に、生まれてこなかったと思うのです。
世界はひとつだ、という言葉がありますが、本当にその通りで私たちは元は一つだったのだと思います。
シンクロニシティをたどることで、縁のある人や場所と一人一人出会い、そして最終的には全ての縁が繋がって、大元の全ての魂の元に帰っていくのではないかと思います。
シンクロニシティは宇宙からのサイン
シンクロニシティは、宇宙からのサインだと思います。
シンクロニシティを使って、引き寄せの法則を上手く使いこなそう、と考えている人もいると思いますが、 引き寄せの法則で、引き寄せたいと思っていること自体、すでに自分の魂の望みであるかもしれません。
望むことが魂の本来の望みであれば、強く念じなくても、来たものを全て受け取っていれば、最終的にそこに行けるようになっているようにも思います。導かれていくのです。
また、一見すると、自分にとってネガティブな出来事であっても、それ自体が学びのために起きていると考えられます。
ネガティブな出来事から大切なことを学ぶと、自然と次に進めるように宇宙は設定されていると思うのです。
大変なことが起きたり、辛いことがあったときは、そこから何を学ぶべきなのか考えてみると良いと思います。
不思議なことに、大変な体験から何かを学ぶと、自分の意識が一瞬でチェンジされたのを感じると思います。
その瞬間周りの空気が、一瞬にして変化したのを、感じることもあると思います。
自分自身の意識の変化に応じて、新しいニュースが飛び込んできたりすることも、あると思います。
自分自身の体験や変化と、世界情勢とは、全く無関係ではないと、やがて気づいてくると思います。
人を批判したり、責めたりする場合は、実は自分自身を批判したり責めているのだと思います。
責められている人を目にしたり、誰かを批判したり否定する人を目にするということは、そのことに対してよく考えてみなさい、という宇宙からのメッセージだと思います。
全ての出来事は、意味があって起きている、シンクロニシティだとおもいます。
その中でも、数字が一致したり名前の響きが一致したりする出来事や人は、自分自身にとって深い気づきをもたらす、縁の深いものや人だということだと思います。
数字や図形に意味を持たせてしまうのは、正常さを欠いている、と考えられる事もあると思います。
実際にシンクロ二シティに振り回されると、現実的行動が取れなくなる可能性もありますので、きちんと、現実との区別をつけながら、シンクロ二シティを感じ、読み解いていく事が大切だとおもいます。
今回はシンクロニシティと縁について 思うところを書いてみました。